ストレスによる大人ニキビ

ストレスによる大人ニキビ

肌は乾燥しているのになぜかニキビができたり、治ったと思っても実は治りきっていなくて、できては治るを繰り返していたりなど。そんな大人ニキビの原因は様々考えられますが、その一つがストレスと言われています。

 

ストレスが身体に良くないということは、なんとなく皆さんご存知でしょう。しかしなぜ良くないのか、その原因を知っている人はそう多くないようです。そこでストレスが身体によくない理由、そしてそれがなぜ大人ニキビにつながるのかを簡単に説明します。

 

人間は60兆個もの細胞から成り立っています。その細胞には細胞膜があり、そこには多くの脂質が含まれています。この脂質と過剰な活性酸素が反応することで、過酸化脂質となり細胞膜の機能が低下、細胞が正常に機能できなくなり、老化現象が進むのです。活性酸素は本来、細菌やウイルスを退治し、消毒をするという大事な役割を担っているのですが、増えすぎると上記のように細胞を傷付け、老化現象を進めてしまうのです。

 

つまり、活性酸素の過剰な生成を防げばいいのです。活性酸素を作る原因が、過度な紫外線やストレスと言われています。つまり、ストレスによって活性酸素が過剰に生産、それによって肌の老化現象が進むのです。

 

また活性酸素が肌の脂質と結合すると、過酸化脂質となり、毛穴を詰まらせます。これが大人ニキビの原因となります。それだけではありません。活性酸素はコラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を保つ物質と結合し、それらの性質を変性させ、しわやたるみの原因ともなるのです。

 

ストレスが大人ニキビの原因であるということは、ストレスによって活性酸素が過剰に生成されることが原因です。そうならないように、ストレスがたまったら適度に発散するようにしましょう。

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